『スラムドック＄ミリオネア』

一言で表わすならば、『パワフル』でしょうね。逞しく、かつ真っ直ぐな強さです。


アカデミー賞を初めとして、各賞を総なめした作品という事で、楽しみにしておりましたよ～ 実際に、非常にパワーを持った作品でしたね。


現在と過去を行ったり来たりですが、過去はスラム生活の凄惨に驚かされ、現在はクイズの結果と初恋の行方にハラハラ。ラストは大団円の主人公と、対照的な人生のその兄の姿に考えさせられましたね。


スラムというと、貧困層が必死に生きてるといったイメージですが、さらに上を行く凄惨さでした。主人公の身に起こった事、見たもの、やって来た事は、本当に生半可ではないもの。そんな生活の中で、道端で歌う少年の言う事は、重く響きます。例え少年の声が軽くても。インパクトの強いシーンの一つでした。


後、エンディングが好きでしたね。パワフルで華やかな主人公達の姿もカッコイイのですが、合間に挟まれるそれぞれの子役がカワイイ過ぎです(笑)





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