『ブーリン家の姉妹』

ストーリーは割に解りやすいけど、人物関係がごちゃごちゃ気味。ま、歴史的背景より、ブーリン姉妹を中心にしたドロドロ愛憎劇だしね。


ナタリー・ポートマンは前半はパッとしないけど、後半は熱演ですね。しかし、アンは自業自得を地で行ってますね～ 同情できねぇよ(汗)
スカーレット・ヨハンソンの、徹頭徹尾、素顔を全く感じさせない貞淑で兄弟愛に溢れた演技力はさすがですね。もちろん、濡れ場のエロチックさも忘れてはなりません(笑)


お互いに慈しみあったりいがみあったりを繰り返す、アンとメアリーの姉妹。とはいえ、何かってぇとアンが勝手に裏切らたと思ったり、やっぱりあたし達姉妹ねと仲直りしてるだけな気が……(苦笑)メアリーは一途に、姉を思い、家族を思い、陛下を想っていただけだったのにね。


意外に、一番感情移入できたのがブーリン家の母親でした(笑)子ども達の幸せを願っていたのに、あのラストは本当にかわいそうになる……


最後に、大本命(笑)だったジム・スタージェスくんですが、ラストで非常に重要な役割なのに影が薄くて残念でした(;_;)