『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』

一番の見所は、20代のマジで麗しいブラピが見れるところでしょうか(笑)いや、冗談ですが、ブラピが麗しいのは本当ですよ！若かりし頃の姿を完全に再現されてて、あの美青年っぷりを再度堪能するだけでも、満足ですよ☆


気を取り直しまして(笑)


3時間近い上映時間ですが、その点は全く気になりません。引き込んで、魅せるだけの面白さはあります。が、個人的にはもう一捻り欲しかった感じです。全体的に淡々とした印象。


過去と現在を行ったり来たりな訳ですが、正直いらなかったんじゃないかと……一時代毎に現在に戻るんで、流れが途切れる感じでした。プラス、思わせ振りなエピソードがあるけど、サラリと流されててちょっと残念(苦笑)オープニングの時計屋さんとか、必要性が薄いし。


とは言え、全体的に見れば面白い事には間違いないです。肉体的に若返って行く数奇な運命に生まれた男の一生を、3時間弱の時間でよくぞ見せてくれた！
後、特筆すべきは映像の美しさですね。衣装やセットまで含めて、本当に素晴らしい。特に、あの朝焼けは心洗われます。


惜しかったのは、ベンジャミンとデイジーがくっつくクダリが、あっさりし過ぎだった事ですか。もうちょい、駆け引きめいた事があればなぁ……しかし、二人の晩年は切なかったですね。愛しているからこその、選択なのかな。別れ、再会しまた別れ、最後は……


ゆっくりと、自分を見つめ直すのにいい作品かもですね。





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