『十三人の刺客』

さすがだよ、三池監督！久々にガッツリ骨のある作品観れました。ちなみに、リメイク元は未見です。


ベテラン中堅若手、バランス良く使ってあるので、観ていて違和感なし。グイグイ引っ張るベテラン勢に若手もしっかり喰らいついてましたね。
市村正親氏や松本幸四郎氏などの存在感もさることながら、松方弘樹氏の殺陣の華麗さ！マジでこの辺見所です！後、意外に良かったのがゴローちゃん！イッちゃてる殿様を見事に怪演でした！後、 伊原剛志さんがめっさ渋いし、内野聖陽さんもちょい役ながらインパクト強いです。山田孝之くんは相変わらずキッチリと仕事してるし、伊勢谷友介くんはある意味おいしいとこ持っていきすぎですw勿論、役所広司さんも安定感ある存在で、作品の中心にいます！


話的にはシンプルなのですが、前半でしっかりと土台作り(メインキャラの紹介や関係)があり、後半は監督お得意様の派手なアクションシーンなので飽きずに観れました。けっこう長めだけど、あんまり時間は感じなかったかな。
ただ、登場人物が多いせいもあり、乱闘シーンになるともう誰が誰だか(苦笑)火薬とかもちょっと使いすぎじゃ…ってトコもありましたが、そこはまぁこの監督だし(苦笑)同様に、某キャラのラストは「えぇ!?」って感じですが……まぁ、三池監督ですしね(で、なっとくしてしまう人)


非常に男クサイ作品ですが、観応えありでオススメです！