『ｲﾝﾋﾞｸﾀｽ負けざる者たち』

もうね､観る前から満足できるだろうと思ってたけど､やっぱり満足できました｡ｸﾘﾝﾄ･ｲｰｽﾄｳｯﾄﾞはやっぱりすげぇよ!


相変わらずﾊﾟｯﾊﾟﾗﾊﾟｰ(死語)なんで､ｱﾊﾟﾙﾄﾍｲﾄやらﾏﾝﾃﾞﾗ大統領やら南ｱﾌﾘｶの事は殆ど存じ上げません(…)それでも､話に置いてかれる事もなく､十分に楽しむ事ができました｡
ﾗｽﾄのﾗｸﾞﾋﾞｰの決勝戦までは､そんなに大きな展開はないのですが､退屈に感じる事はなし｡むしろ､話に引き込まれます｡ｵｰﾌﾟﾆﾝｸﾞｶｯﾄから一目で現状が解る訳ですが､それとﾗｽﾄの対比がまたいいんだ!演出自体は､割とﾍﾞﾀだと思うのですが､欲しい時に欲しい演出が入るから逆に気持ちいいんですよね｡ﾀｸｼｰの運ちゃんと黒人の少年のやりとりとか､ﾍﾞﾀだけど好きな演出です｡ﾋﾟﾅｰﾙ家のﾒｲﾄﾞのｴﾋﾟｿｰﾄﾞもね｡


主演･ﾓｰｶﾞﾝ･ﾌﾘｰﾏﾝは､本当に素晴らしかった!穏やかな人格者でありながら､何事にも負けない強い意思の持ち主を好演です｡それに応えるﾏｯﾄ･ﾃﾞｲﾓﾝも良かったです☆てか､相変わらず有名無名問わないｷｬｽﾃｨﾝｸﾞだけど､みんなﾊﾏってるんだもんね～


とはいえ､いくつか気になる点はありました｡大統領の家族の話が半端気味なのと､ﾗｸﾞﾋﾞｰﾁｰﾑが強くなる過程が省かれたのと､ちょっといい人達ばかりだったかなってくらいですが(笑)


最後に､145点には吹いたw 気になる方は､映画を観るか95年のﾗｸﾞﾋﾞｰW杯の結果を調べて下さいな｡




にほんﾌﾞﾛｸﾞ村 映画ﾌﾞﾛｸﾞ