『1408号室』

パニックホラーと言った感じですかね。しかし、8割程は主演のジョン・キューザックの一人芝居なのは賞賛に値します。


次々と起こる怪異の数々は、目新しい訳ではないですが、十分に手に汗握る展開です。まぁ、日本のホラーのジメッとした怖さじゃなくて、次に何が起こるか解らないハラハラドキドキ系。


前述の通り、ほぼ一人芝居なのですが、飽きを感じさせませんね。それの上で、現実主義な主人公が精神的に追い詰められる様が、わかりやすくかかれていると思います。ただ、ラストがちょっとモタついたのが勿体なかったかも。


勢いで見れるけど、結局最後まで明かされなかった謎が残念。あの部屋に取りついていたものは？ハガキを出したのは？支配人の思惑は？まぁ、この手の作品でそれを問うのは野暮なのでしょう(苦笑)