『トロン:レガシー』

どういう訳か相性が悪くて、四度目の正直くらいでよーやく観れました(^^;ちなみに、前作未見。


しかし、総じていえば、微妙……設定は面白いんだけどね。全体的に活かしきれてない感じ。つーか、冒頭からして、主人公が異世界に馴染み過ぎ(^^;もう少し右往左往しないと、ポカーンなっちゃう。
後は、これが一番大きい違和感だったんだけど、主人公の年齢設定が高い。前作からの縛りもったんだろうけど、一番中途半端な設定になっちゃったと思うのです。ハイティーンみたいに弾けられないし、中高年みたいな重みもないし。個人的にはハイティーンが良かったんだい、この設定なら！


話もね、もっと単純でいいと思うんだ。悪いプログラムに捕まったパパを助ける！くらいで十分だったと思うんだ。新しい生命体がどうたらとか、反乱がどうたらとか。なしでもいけたんじゃないのかな？ラストのパパは予想ついたけど、ホロリときますね。


一応3Dで観たけど、2Dでも十分な感じ(^^;スーツとか乗り物はかっこ良かったね～w

『アンストッパブル』

ようやく、新年一作目(^^;


ドストライクの王道ですね。派手さはないけど、堅実な作りで最後まで楽しめます！じわじわと来て、ラストは解っていても、手に汗握る展開。無人の暴走列車が不気味さに、解りやすい人間模様wでも、このくらい大味の方が楽しめるよね～
難を言えば、メイン二人の家族関係が弱かったことくらいか。そこはもっと大袈裟で良かったと思うよ～


デイゼル・ワシントンは相変わらず安定した存在感！対するクリス・パインも悩める若きエリートを好演。後、個人的にはロザリオ・ドーソンが好きだった！あの手のキャラは大好きさw


新年一作目、良いスタートでした！

新年一作目、良いスタートでし

『ノルウェーの森』

原作未読につき、話がイマイチ理解できず(^^; 何か、キャラの描写が浅いのかな？ところどころ、唐突感があって、話が繋がらなかったorz


話は途中で投げて(…)しまいましたが、映像は最後まで綺麗でしたね。どこにでもありそうで、でもどこか浮世離れした雰囲気。それだけでも、それなりに楽しめたかと。


後は、やはり菊地凛子嬢！純粋であるがゆえの狂気、危うさ。相変わらず、惹き込む演技でした。松ケンも今回は好きな方だったな(個人的におっと思うときとイマイチの時の幅があるタイプなんで)
それから、これだけは主張しますが、高良くんカッコいいwww短いながら、インパクトの強いキャラでした。つーか、そもそも彼がメイン二人にどうしようもない傷を作ったんだよなぁ……あ！玉鉄も相変わらずテライケメンでしたw


とりあえず、原作知らないと厳しい作品でした(^^;

『最後の忠臣蔵』

'10は、ホントに邦画が当たり年だったなと思わせる一作でした。十三人の刺客が痛快アクション時代劇なら、こちらは古き善き義理人情の時代劇。派手さはないものの、じわりじわりと魅せてくれました。


やっぱり、役所さんはうまいっすね。飄々として見せながら、忠義を内に最後までそれを貫いた侍。他に演じきれそうな人は思い浮かばないです。
後、桜庭ななみ嬢が可愛かったですw若手としては、台詞もしっかりしてて、時代劇に合ってたしね。安田成美さんはさすがで、所作までキレイでした。


ハイライトの行列のシーン。感動的なシーンなんだけど、少しやり過ぎ(^^; もう少し無言のアプローチでも伝わったと思うよ～



つか、ちょっぴり浄瑠璃が見てみたくなったw

『バーレスク』

潔いまでに王道なサクセスものですね。難があるなら、綺麗にまとまりすぎw 後半、もうちょっとクセをつけてもいいと思う。


やはり、一番印象に残るのは、主人公・アリが初めてステージで歌う出すシーン！予告でも流れてたし、来るぞって解ってるのに、アギレラのボーカルに鳥肌が立つ！圧巻のパワーボーカルですね。以降のボーカルシーンは本領発揮とばかりに魅せてくれます！対する、シェールも負けてない。冒頭からハスキーでセクシーなボーカルにぞくぞくです！この二人のボーカルだけでも、十分価値があるねw


個人的には、エリック・ディンが出ててニヤニヤwやっぱり、イケメンすなぁ～ 役がちょっと中途半端だったのは気に入らないけど。


何にせよ、スカッとハッピーな一作です！