『パコと魔法の絵本』

ちょっと騒々しい(色んな意味で)(苦笑)のが珠に瑕ですが、すんなり楽しめる絵本だったのではないかと。


起承転結がハッキリしてて、わかりやすいお話ですね。ちょっとしたミスリードはあるけど、あっと驚く程ではなかったし。見せ場の劇中劇は、確かに迫力ありましたね。目まぐるしく変わる実物とCGたち。子どもなら、大喜びしそう(笑)


役者陣のうまさに救われてるかなぁ。半端な役者だったたら、デフォルメされた背景や迫力あるCGに埋もれてしまうんじゃないかな？それくらい、アクが強いんだって。


役所広司さんは、やはり、さすがの一言でした。不器用な頑固ジジィそのもの。しかし、今回一番良かったなと思った妻夫木くんですね～ 今まで観た妻夫木くんの演技の中で、一番良かった気がします。良くも悪くも『いい人』のイメージが強いんですが、今回のはかなぐり捨てた感じでしたね～ あ、上川隆也さんもかなぐり捨ててたね(笑)好きよ、あんな飄々キャラ♪


でも、一番好きだったのは加瀬亮くんだけどね(笑)徹頭徹尾ツボ☆あ、アヤカ・ウィルソンちゃんもヤバいくらいかわいかったけどな！


何となく、舞台向きの話だなぁと思ってたら、原案は舞台作品なんですね。不勉強 orz