『グラン・トリノ』

期待を外しません！流石の一言です。流石、クリント・イーストウッド監督！


目新しい展開というのはないと思うのですが、一つ一つのエピソードの積み重ねが上手いんですね。無駄に思えるものがない。土台がしっかりしてるから、ラストのウォルトの選択が胸に来ます。てゆーか、ズルい(笑)上手すぎるんだもん。


とはいえ、敷居はそんなに高くない感じ。中盤までは、コミカルな場面もあるしね。個人的には、床屋さんが大好きです(笑)


監督兼任のクリント・イーストウッド氏以外は、無名の俳優さん達ばかりなんですが、違和感のある人はいなかったですね～ 皆、ごく自然に役に馴染んでました。その辺も、上手いなぁと思うあたりです。


うまくは言えないのですが、見終わった後、胸の真ん中にズンとくる作品でした！





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『鴨川ホルモー』

笑いました。えぇ、予想外に笑えた！


正直、ストーリー的なものは期待せずに、ヤンキー系の役以外の山田孝之くんが観たかっただけでした。が、ホント思ったより楽しめましたよ♪
まぁ、中身はスカスカな感じですが、肩の力を抜いて笑えて、見終わった後は妙にテンション高めかも(笑)

前半は割に緩め。中盤のレナウン娘から、ヒートアップして行きますね。ところどころ、必要性を感じないエピソードや人物がいるのが、ちょっと勿体なかったかもな。


「オニ」も、全部一緒なのかと思いきや、個人毎に特徴があって良かったです。てか、キモカワ系でした(笑)


期待通り、山田孝之くんは良かった。ぜってぇ、あんなテンションの奴っているよ！(笑)脇もいい感じにまとめてありましたね。特に、荒川良々氏はそこにいるだけで、怪しさ炸裂の存在感。石田卓也くんのエリートヤンキーや濱田学くんのちょんまげ(ある意味、これで全部もってってる)(笑)も、いい感じでした♪


ラストは、栗山千明嬢がひたすらカッコいい！あれで惚れない奴はいないでしょ(笑)逆に残念だったのが、密かに気に入っていた三上兄弟こと斉藤兄弟の見せ場がなかった事。ラストの試合で唯一、どこにいたかが解らなかったのですが(苦笑)





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『スラムドック＄ミリオネア』

一言で表わすならば、『パワフル』でしょうね。逞しく、かつ真っ直ぐな強さです。


アカデミー賞を初めとして、各賞を総なめした作品という事で、楽しみにしておりましたよ～ 実際に、非常にパワーを持った作品でしたね。


現在と過去を行ったり来たりですが、過去はスラム生活の凄惨に驚かされ、現在はクイズの結果と初恋の行方にハラハラ。ラストは大団円の主人公と、対照的な人生のその兄の姿に考えさせられましたね。


スラムというと、貧困層が必死に生きてるといったイメージですが、さらに上を行く凄惨さでした。主人公の身に起こった事、見たもの、やって来た事は、本当に生半可ではないもの。そんな生活の中で、道端で歌う少年の言う事は、重く響きます。例え少年の声が軽くても。インパクトの強いシーンの一つでした。


後、エンディングが好きでしたね。パワフルで華やかな主人公達の姿もカッコイイのですが、合間に挟まれるそれぞれの子役がカワイイ過ぎです(笑)





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『レッドクリフ2』

お待ちかねの後編です！てか、この迫力は劇場で観るべき！圧巻でしたよ。


親切設計は相変わらずなので、話が混乱する事はないと思われます。何せ、始まる前に、前半のおさらいがあるくらいだし(苦笑)


各人見せ場があり、飽きる事はないかと。前半ではお飾りに近かった小喬も、今回は奮闘してます。お茶のシーンは中々ハラハラ。尚香のエピソードはステレオタイプなんですが、一番監督の伝えたいものを表してる気がします。


前半よりアクションは控えめ。代わりに、ファイヤーアクションの迫力が半端ない。それゆえに、ラストの周瑜のセリフが痛烈に響いて聞こえます。


曹操役のチャン・フォンイー氏の演技が素晴らしかったと思います。暴君、されどカリスマ性のある曹操をよく演じられていたかと。そして、相変わらず何故か演技してるとメッチャ格好いいです(笑)トニー・レオン！金城くんの孔明様も素敵です♪やっぱり飄々とした役が似合うなぁ。でも、『風』のシーンの格好よさにはゾクリと来ましたよ！


何はともあれ、あの迫力は劇場でどうぞですよ☆






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『クローズZERO 2』

ヤバいです。ヤバ過ぎですよ！何がって、三浦春馬くんが美少年過ぎてヤバいのですよ！ヒロインよりよっぽど美しく撮られてたんじゃね？さすがに、試写会の挨拶で監督や小栗くんにカワイイを連発されただけあります(笑)


世間様では前作より評価が良いみたいですが、個人的には微妙(苦)面白くない訳じゃないんだけど、話のテンポがもたつき気味でイマイチスッキリしないままに進んで行くんですよね。必要なかったんじゃないかと思うエピソードもあったしね。けど、ラストの鳳仙とのバトルは見応えあったかな。


主要キャラには全員見せ場があって、楽しめます。個人的には、軽妙なやりとりの面白かった三上兄弟とクールで熱かった伊崎のエピソードがよかったかと。役者としては、相変わらず存在感バリバリな山田孝之くんに感服です。


新キャラ・鳴海ですが……自分で「ホモじゃない」とか言ってたけど、どうみても臭いです(笑)予告の時から思ってたけど、美藤に抱きつくシーンは特に、妖しさ満点です(爆)それもこれも、全て美少年過ぎた三浦春馬くんが悪い！(笑)





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